皆さんこんにちは。今日も一日頑張りましょう。
今日のお題
雑談、フィンケ監督の問いかけ-Finke’s Question‐
昨日のフィンケ監督のコメントを公式サイトで読んでいて、実に興味深い質問がフィンケ監督からメディアに投げかけられていた。以下、その抜粋である。
【質疑応答】
前文省略
「では私から皆さんに1つの質問をしたいです。皆さんぜひ、私を助けてくれませんか。とても興味深いことがいつも起きています。その理由を知りたいのです。私たちが勝ったときには、あまり多くの方が記者会見の場にいらっしゃいません。そして特に一部の特定の新聞の方は勝ったときには毎回、この場を訪れません。そして負けたときだけ、彼らも記者会見の場に顔を出し、それによって記者 の数が増えるように思います。このような現象はなぜ起きているのでしょうか。誰か私に対して1つの答えを与えてくれませんか。これは私からの皆さんに対しての質問です。私も毎日のようにさまざまなことを学んでいますし、ここでいろいろな質問を受けることによって私自身も『こういう考えがあるのだな』と新しいことを経験することができます。ですので、本当ならばこの場を楽しみにしているんですが…。皆さんからのこのことに関しての答えがないということであれば、これで記者会見を終わりにしたいです(苦笑)」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
たまたま、先日、内田樹のメディア論を読んでいて、如何にメディアの輩は我々と次元が違うか、無責任かを認識していたが、このフィンケ監督の質問に、メディアの人たちで一体何人の人々が、言葉の重さを感じ、真面目に返答したのだろうか。結局、フィンケ監督のコメントはここで途切れており、その後にメディアとどのようなやり取りが交わされたのか明らかではない。おそらく、活発な議論には発展しなかったのではと推測する。
また、先に発売された『サッカー批評』issue48でもメディアについて論じられていたが、正直言って「腑に落ちなかった」…物足りなかった…
言葉は言霊と言うが、フィンケ監督のこの一節に言葉の重さを感じたのは私だけだろうか?
今のレッズの状況や日本のサッカー界に対してフィンケ監督は疑問を示し、我々日本人にその答えを求めているのだと思ったのだけど違うだろうか?
「助けて欲しい」とまで言っている…
「助けて欲しい」とまで言っている…
ある意味、フィンケ監督の苦悩?も滲み出ているのでは、と思うのだが…
そうした、深読みから、このフィンケ監督のコメント一節を取り上げてみた。
このフィンケ監督の真摯な問いに日本のメディアはどのように答えたのだろうか?
もし、その場にいた人間で、フィンケ監督の問いに答えた人がいたのなら良いし、その人々には何も言うべきではないが、一笑に付して無視した輩がいたらそいつらは「愚」だと思う。
私は、日本のメディアの将来に非常に強い不安を感じている…
日本にサッカー・メディアって存在するのかな?と…
メディア・コントロールに気をつけよう…
参考文献
内田 樹『街場のメディア論』光文社新書
※読んだけど、全てを肯定しません。
『サッカー批評』issue48
最後に
いよいよ、ペトロヴィッチの監督就任が濃厚となってきた様子…果たして…
まだ、リーグ戦あるんだから、メディアもそっちで盛り上げてくれよ!
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