2010年1月19日火曜日

Today’s chatting-雑談、転ばぬ先の杖、そして開幕-

皆さん今晩は、今日もお疲れ様でした。
今日のお題
雑談、転ばぬ先の杖、そして開幕
 公式サイトに掲載されたフィンケ監督の2日目のコメント、選手達の怪我とその対処について、ちと長いけど、
(今の西澤とスピラノビッチ以外に、ファイサルも試合に出なかったメンバー入っていると思うんですが、監督が言われるケガについては、早めに、軽いうちに申し述べて来なさいというのは1年経って、選手たちの習慣として、日本人の特性ではなく、身について来たと思われますか?)
「私はもう何度も選手たちに対して説明していることですが、ケガをしながら、もしくは軽いケガになるかもしれないという状況のときに、さらに練習を続けてしまうのはよくない、ということです。それならば2日間、もしくは3日間休んで、完全に状態を治してから再びチーム練習に合流して練習をするのが一番良いやり方です。このよう な状況を無視して、無理矢理練習に参加して箇所の状況を悪化させ、大きなケガにつなげてしまうのは正しくない姿勢です。
それを私はここに来たときから何度も選手たちに説明していました。多くの選手たちがそれをもう理解していることを私は願っています。単純に休めと命令を下しているわけではなくて、あくまでちゃんとした理由を述べて説明しているわけですから。
日本のサッカー界でとても優れた権威として知られている私たちのドクターから、とても興味深い話を先週、聞くことができました。それは、世界的に見渡しても、特に日本のサッカー界では、疲労骨折の数が多いということです。これは私がこの国に来て得た印象を、あくまで間接的にですが、証明してくれている話ではないかと考えています。私はこの国では多くの選手たちが非常に勤勉である、そして場合によっては彼らが練習をしすぎないようにブレーキをかけなくてはいけないときもあると感じています。
とても強い意志を持つことは素晴らしい姿勢だと思います。ただし、今、体の状態が思わしくない、そして今、ケガにつながりそうな筋肉の状況であるときに、体が痛みという形で発信するシグナルを無視するための強い意志であってはなりません。
これはあくまで、たとえばの例ですが、1人の選手が軽い筋肉の痛みを感じているとします。そのようなときに、その強い意志を発揮してこの体のシグナルをしっかりと理解しないでそのまま練習に参加してしまい、そこからさらに酷いケガにつなげてしまう、それは本人にとってもチームにとってもクラブにとってもよくない姿勢なのです。
私は今日の話し合いで、西澤代志也に対して、今日は練習を休んで完全に治療に努めろと伝えました。彼が今回痛めた箇所というの は、代志也がクリスマスの前に痛めていたところと同じ箇所だったからです。そして実は当時も彼は軽い痛みがあったにもかかわらず、練習を続けてしまったことによって、その箇所がひどくなってしまったということがありました。同じようなことを繰り返さないために、今回はまず治療に専念して数日後にまたチーム練習に合流すればいいと伝えているわけです。
柏木はイエメンでの試合でケガをして戻って来ました。もともと、彼自身はまったく問題なく、すべての練習をこなすことができると考えていたわけですが、実際には2日間、練習をして彼が体力測定に行って、その測定の時点でもうすでに痛みを感じるようになりました。そして途中で私から彼に対して、このような状態で練習を続けるより、まず完全に治すべきだと伝えました。まったく痛みがなくなった状態で再びチーム練習に合流してほしいと思っているからです。
それから最後に、ファイサルの状況ですが、両足の親指の爪の下のところに血がたまっています。もしかしたらゲーム形式の練習のときに誰かに思い切り踏まれたのかもしれませんし、場合によっては彼がまったく新しいスパイクで練習したことによって、起きてしまった痛みなのかもしれません。
私はこれらの選手たちが皆、数日後にまた練習に合流できることを願っています」

 なるほど、日本人は根性論、精神論が根強いから、ちょっとした体調の違和感でも大事をとらずにどうしても頑張って無理してしまうのだろう。その結果が、選手たちの大きな怪我に至ってしまうのだろうか。今のところ、柏木は大丈夫そうだし、西澤、スピラノビッチも大事には至っていない、焦らずに体調を整えるべきだろう。
 フィンケ監督は、こういうフィジカルの基本に関して慎重かつ丁寧、そして理路整然としているよね。

 17日(日)に45分ハーフで日章学園高校との練習試合を宮崎県総合運動公園内ラグビー場で実施し、3-1(1本目3-0)でとりあえずレッズが勝利した。
【スタメン】
[1本目]
GK山岸
DF平川、山田暢、坪井、宇賀神
MF阿部、ポンテ、セルヒオ、原口
FW達也、エジミウソン

[2本目]
GK大谷
DF岡本(ユース)、堀之内→67分高橋、堤、永田
MF啓太、細貝、加藤、林
FW高原、高崎

得点:20・27分達也、22分阿部、63分伊勢(日章学園)

 1本目で達也が2点、阿部が1点と3点を取っている。ポジションは、左SBに宇賀神を起用している。そして、ポンテを一列下げた守備的MFの位置に起用している。今季のオプションの可能性があるだろうか?ポンテの守備力は?Mu…不安…
 2本目でユースの岡本が左SB、CBを堀之内が勤めるが、63分に日章学園に失点した直後に高橋に交代、そして久しぶりに堤が左CBに、左SBは永田が勤めた。左の守備的MFは細貝が勤めた。多分、細貝は今季から中央のMFにコンバートされるのではないだろうか?前列のMFは加藤と林、FWは高原と高崎と大型選手であった。
 まだ1月中旬、ちょっとした練習試合だけど、今年も結構選手の起用法によってはフォーメーションが変化するような予感がする。はたして?

公式サイトで埼スタの開幕は3月14日(日)との発表、去年のFC東京戦、雨の中闘利王が流血しながらの勝利だった。改革2年目、埼スタ開幕戦のドラマを期待したい。昨年は、開幕、最終戦と雨続きなので、雨に祟られませんように…両方とも、寒かったもの…

 昨日の公式サイトのキャンプ情報のスナップを見たけど、祖母井マネージャーが加入したのは、サヌー獲得に関して通訳を補強することも理由だったのではないだろうか?

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