今日のお題
雑談、日進月歩、進化
フィンケ監督 宮崎トレーニングキャンプ9日目を終えてのコメント
「今日の試合に関してですが、選手たちはとても疲れています。トレーニングキャンプに入って9日目ですし、オフも1度しかありませんでした。半日のオフです。ですので、今日の試合で私にとって最も興味深かったのは、とても運動量が豊富な大学のチームを相手に、疲労が溜まっている私たちの選手たちがどのようなプレーを見せるかということでした。あくまでこれはトレーニングキャンプの一環での試合ということもありましたが、チーム構成の要素なども考えて、前半よりも後半の方が優れたプレーを見せることができたと思っています。
9日間集中的にトレーニングを行なってきましたので、今最も大切なのは、選手たちがケガをしないことです。なぜならば、通常はこのトレーニングキャンプの終わりの時期に、もっともたくさんのケガが起きてしまうからです。
しかし現時点では、今日の試合に出場できた選手たちは、誰一人ケガをしたという話は出てきていませんので、これはとても嬉しいことです。そして今年の体力測定の結果が、全体的に見て昨年の体力測定の結果より優れていましたので、森で走る回数が昨年より減ったわけです。そしてその分、ゲーム形式の練習をたくさん行ないました。
明日は最終日になりますけれど、私たちは予定通り11時ごろに練習を行ないたいと考えています。まだメディカル部門からの最終的な報告が届いていませんが、その報告が来てから初めて明日の練習でボールを使うのか、それともまったくボールを使わないのかということを、判断したいと思います。
そして浦和に戻ってからの月曜日の午前中は、練習を行ないます。それはやはりトレーニングキャンプが終わった直後の練習という意味もありまして、回復系のメニューをこなすことになると思います。
それから選手たちは、合計72時間の回復期間を与えられます。ですのでケガをしてない選手たち、いわゆる治療を受ける必要がない選手たちは、完全に3日間のオフとなりますので、体の回復に努めることができます。
そして今までのトレーニングについてですが、やはり今年はケガ人が非常に少ないこともあり、私は満足しています。そしてここのトレーニングの環境は、昨年と同じように素晴らしいものでした。いつも走った森の道はとても素晴らしい場所ですし、ピッチも優れていますし、食事もおいしかったです」
公式サイトに掲載されたフィンケ監督のコメントは相変わらず理路整然としたものだ。今日で宮崎キャンプも千秋楽、フィンケ監督による改革が進行中で、選手たちの体力が昨年よりも向上していることと、ケガの選手がいないこと、昨年に比べ選手層が厚くなったことや世代交代が確実に進行していることが良い成果ではないだろうか。まだ、1月だが今年のレッズの戦力は、去年以上に期待できるのではないかと思う。
日進月歩、レッズは進化しているのだ!進化を語るにしても、フィンケ監督のチーム進化の実践は、漸移的な変化を積み重ねてチームを改革してゆく理論実践ではないだろうか。他方、急激なチーム進化を実践しようと思えば、金に糸目はつけずに補強するようなやり方だろう。クラブ名は出さないが、理論より戦力の補強を重視するような…
やはり、フィンケ監督の考えは、見えない部分に論理的重みと含蓄があるのではと思う。
先週は練習試合があり、チーム戦術にも様々な変化が見られたようだ。
1月20日(水)15:00(45分×2)から宮崎県総合運動公園ラグビー場での宮崎産業経営大学との試合
浦和レッズ6-0(1本目3-0)宮崎産業経営大学
(1本目)
GK加藤
DF高橋、濱田、岡本、堤
MF細貝、啓太、柏木、林
FW高崎、高原
(2本目)
GK都築
DF平川、山田、坪井、宇賀神
MF阿部、ポンテ、セルヒオ、原口
FW達也(75分→永田)、エジミウソン
得点:16分・30分高崎、24分細貝、60分・69分達也、85分セルヒオ
1本目のCBが、濱ちゃんと岡本の若手だよ凄いよね。選手の平均年齢幾つなんだろうか?啓太と高原以外は20代の前半か?前列に林も加わり競争がさらに熾烈になってきた。
2本目はより実践的な人選か。
1月23日(土)15:00(45分×2)から宮崎県総合運動公園内ラグビー場での鹿屋体育大学との試合
浦和レッズ6-0(1本目1-0)鹿屋体育大学
[1本目]
GK山岸
DF高橋→31分永田、山田暢、坪井、堤
MF啓太、細貝、ポンテ、林
FW高原、高崎
[2本目]
GK大谷
DF平川、岡本(ユース)、堀之内、宇賀神
MF濱田、阿部、柏木、原口
FW達也、エジミウソン
得点者:31分高崎、52分柏木、66・89分エジミウソン、73分阿部、80分達也
こうした、選手の起用方法を見ていると、昨年の人材不足が嘘のようだ。確率の計算で行けば、今年の選手のスタメンでの組合せは無限大に広がるだろう。特に、若手の調子が良いだろう。林、永田、濱田、高崎、岡本、原口、あとここに山田直がいれば、さらに凄かったよな~。2本目の濱田のボランチも公式戦で楽しみだな。スピラノビッチがいれば後列の守備陣が非常に厚くなるだろう。
この試合では初めてポンテが、1列前でプレーしている。
阿部が結構調子が良いようだ。フィンケ監督は、今季に阿部が移籍した場合を想定して細貝をコンバートしたのでは?と深読み(もしくは妄想)してしまう。
山田暢さんがCBで頑張っている。一年通して、怪我しないで活躍して欲しい。少しでも長くレッズでプレーして欲しい。
堤が今年は調子が良いようである。後列の左SBのポジションを中心にプレーしている。宇賀神と交代で務めるのだろうか?今年は怪我しませんように。
スピラノビッチは、まだ調整中だろうか?大丈夫かな。開幕までにコンディションが整いますように。
後、問題はサヌーの加入だな。加入したとして何所に使うかだ?中盤より前は、満員状態だよね…
23日(土)のNHKBSの『Jタイム』でレッズの宮崎キャンプのレポートが放映された。柏木のインタビューが中心であったが、その中で先の広島との練習試合の模様が若干放映された。右サイドからのペナルティー・キックでエジが頭で合わせての得点は見事であった。柏木本人が話していたが、オフ・ザ・ボールの動きがコンビネーション・サッカーに重要だというようなコメントをしていたが、柏木はそうした動きができることと読めるという天賦の才があるのではないだろうか。球が捌けて、2列目から得点も狙える柏木の加入は、大収穫といえるのではないだろうか。相変わらず、宮澤ミシェルとタレント女性とのチグハグで妙な緊張感のある会話のやり取りが面白い(笑)。
23日(土)に駒場スタジアムで行われた『さいたまホームタウンサッカーフェスタ 浦和レッズOBスペシャルマッチ』、観戦された方は如何だったでしょうか。残念ながら私は行けませんでした。その裏では、入団会見を終えた伸二が地元の清水の「サポーターズサンクスデー」の中で行われたトークショーに参加したそうな。
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」この一説は松尾芭蕉の『奥の細道』の一節だが、江戸時代の元禄年間に著した紀行本である。もう、伸二は二度目にレッズを去ってから旅人となり、レッズにとって過去の人となったということか…それとは別に日本人初の「4度目の正直」の選出が起こるだろうか?Mu…
『週刊サッカー・ダイジェスト』のセルジオ・越後氏のコラムだとJリーグ復帰した稲本と伸二の評価は非常に低い。確かに、元の所属クラブが必要だったら放出しないものね。それに、二人の能力は、これまでの彼らの成績や出場機会が目安となるだろう。今年は彼らにとって正念場の年だ、身近では高原も同じだろう…越後氏はの辛口のコラムは、結構正鵠を得たコメントを書いているし私は好きだな、越後氏のコメントは。その反面、指摘が的確すぎて現場サイドからは煙たがられるのかもしれない…
今日のお薦め
「Smoke & Mirrors」LYNCH MOB『SMOKE AND MIRRORS』
「Lucky Man」LYNCH MOB『SMOKE AND MIRRORS』
「Before I Close My Eyes」LYNCH MOB『SMOKE AND MIRRORS』
昨年復活したLYNCH MOBを3曲。この3曲がお気に入りだ。やっぱ、ジョージは曲作りが上手い。ギター・パートもこれまでの肩透かしのスカスカから見事に復活したのではないだろうか。Voのオニも年取ったけど、歌唱力が衰えていないところが素晴らしい。ただ、ジョージのドクロのマーク志向とそのカルト的なデザインは止めて欲しいね…ちと気味悪い…
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