今日のお題
「浦和を流れ星にしない」、フィンケ監督談
今週の『週刊サッカー・ダイジェスト』に掲載されているフィンケ監督の見開き2ページ分のインタビューにおけるコメントの一節である。
インタビュアーは、週刊サッカー・ダイジェスト編集部の塚越始氏。この人は、レッズ担当なのだろう。
浦和での2年目にも、結果を期待しています(インタビュアー)。
「転換の歩みを止めなければ、この2年目に結果を残せると信じている。ただ、ひとつ言っておこう。私が作り出そうとしているのは、瞬間的に強烈な輝きを放つ光や、美しくともあっという間に消えてしまう流れ星ではない。できる限り長く輝き続ける星だ。私は指導者として、ずっとそのようなチームを作ることを心掛けてきた」
浦和をそのように、長く光り輝くクラブにしたいと?
「浦和を流れ星にはしない。私はサッカー監督として20年間、仕事をしてきた。ブンデスリーガ1部400試合、2部200試合、あわせて600試合の経験を積んできた。その蓄積が、必ずや浦和のチーム作りにも役立つはずだと信じている」
流石(さすが)フィンケ監督、「浦和を流れ星にしない」とは名言、「言霊」だ。このインタビューでのコメントは、本当に力強いコメントが多く、プライドも感じられるし、改革2年目でのフィンケ監督の意欲が非常に良く窺える。何事も続けることが難しい。過去の栄光の光に頼らずに、これから作り出す光(戦力)でレッズは再び輝くのだ。楽しみだ…
この記事で一つ重要なのは、フィンケ監督の言葉が公式サイトのような敬語表現ではなく、断定的表現であることだ。文章表現の差異によって、フィンケ監督の印象も公式サイトやレッズ・マガジンにおけるフィンケ監督の印象とは非常に異なる。言葉の威力は凄い。
私は敬語を使用したフィンケ監督の「言霊」の方が好きだ。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿