皆さんコンニチワ、昨日は非常に残念でした…
The final chapter of Finkes's spirit
昨日の敗退、冷静に考えればリーグ戦と相対的な結果であると思う。The final chapter of Finkes's spirit
どんなに頑張っても、ガンバに勝てないという今の実力を冷静に受け入れるべきだろう。
それに、選手たちの実力も冷静に厳しく再評価するべきだと思う。監督を変えても、選手が同じ顔ぶれで同じ能力ではいけないだろう。
フィンケ監督の試合後のコメントを公式サイトで読んでみた。以下、その抜粋とそれに対するコメントを…
「ピッチの上での内容に関しましては、飛躍的に向上した部分がありました。とても優れたプレーを見せることもできました。ただし次のステップを踏まなくてはいけない状況にきています。それは優れた試合の内容をしっかりと結果に変えていくこと、そして特に決定的なシーンで得点を決めていくこと、これは解決していかなくてはいけないことですし、これこそ、来年以降の課題となることだと思います」
常に、物事を肯定的に評価している点は変わらない。やはり、決定力不足なのだ…
フィンケ監督の頭の中には、本当は来年以降の課題への取り組みが描かれていると思うが、それを継続して実践することはもはや出来ない…
フィンケ監督は、謝辞を述べた後に、意味深な発言をしている。
「サッカー界のことに関してはまだまだ改善できることはたくさんあると思います。そのことに関しましては、アドバイスはしないようにしたいです(笑)。アリガトウ」
フィンケ監督は、言いたことは山ほどあるのだけれど、言えないのだろう…メディア相手であることやフィンケ監督の思想や考えを受け入れる土壌がなかったことだと思うのだが…
ドイツで受け入れられて、何故、日本で受け入れられなかったのだろうか?
メディアからの質問で、2年間の総括を問われたところ、
「そのことについては、もう少し長い時間をとって別の記者会見で説明したいと思います。今ここで短い言葉でお話しすることはできません。そんな表面的なものではありません。ぜひ、また次回の機会を使ってください。このような質問を受けたときには私も質の高い答えをしたいです。ただし、そのような質の高い答えをするた めにはたった一つ、二つの文章で述べてしまうことはできません。
私がはっきりいえることは、このファンタスティックなサポーターのためにもクラブの人間がさらに、このチームを成長させていくことを願っている、ということです。なぜならば、チームが成長して結果を残せば、サポーターに対して大きな喜びをもたらすことができるでしょうから」
そう簡単に、2年間の仕事を総括できまい…
また、フィンケ監督は、「ファンタスティクなサポーターのために」クラブの人間が、チームを成長させることを希望しているが、この発言は我々に対して向けられている以外に、クラブとフィンケ監督との関係や思想信条の違いがメタファー(隠喩)として隠されていると思う。
最後まで、発言にブレが無いなと感じたがこれが最後のフィンケの言霊であろうか…
無冠の知将で終わってしまったことが、返す返すも残念でならない…
フィンケ監督、2年間お疲れ様でした。
最後に
さて、レディースはアルビレックス新潟に勝利するかな?前半を終えて2-0と勝っているようだ!
ここまで来て、まだフロントは辞任を表明しない。何時までやる気でいるのだろうか?
フィンケ監督だけの責任ではないはずだ?
フィンケ監督への退任後のインタヴューをやはり、ミカミカンタ氏や木村元彦氏に是非やってほしいな…
「何故、レッズ・スタイルが構築できなかったのか…」とか日本のクラブのシステムや育成に関するテーマで…
フィンケ監督は、きっと興味深い言霊を発してくれると思う…
日本のサッカー文化のために…
また、ケルンでのフィンケ氏の今後の業績を追跡することも面白いかも知れないな…
今日のお薦め
Led zeppelin『Coda』
1982年の未発表曲を集めたアルバムだ。
しかし、クオリティーが高いのだ…
フィンケ監督への餞として…
1982年の未発表曲を集めたアルバムだ。
しかし、クオリティーが高いのだ…
フィンケ監督への餞として…
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